【日本人が外国語を話せない理由1 ― 言語留学編】

学生時代、第二外国語で中国語を勉強していた私は、台湾へ語学留学した。当時私の中では、留学すれば誰でも外国語が話せるようになると思っていた。実際に留学してみると、そうではなかった。ここでは、語学留学の現状(筆者視点)となぜ話せないのか(スピーキング)に焦点を当ててみたい。

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日本人が外国語を話せない理由の一つ「モチベーション」

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まずは「モチベーション」を挙げたい。モチベーションとは人が何かをする際の動機づけや目的意識である。これこそ他国の留学生と一番異なる点ではないかと考える。”留学”の考え方が日本と海外では大きく異なる。他国、特に発展途上国出身の方は”より良い条件”のため留学する人が多かった。

一方、日本は先進国ゆえに、外国語が話せなくても帰国すれば他国よりも就労の機会が多く、海外にでれば日本支社駐在員として現地の通訳者がつく。つまり、外国語を習得してもしなくても、大きく人生が変わることがないと言える(例外除く)。このためモチベーションに繋がらず、多くの日本人が留学しても必死になって話そうとしない。これが話せない理由の一つであると考える。

他方、更に後進国だと自国で条件の良い仕事がほとんどなく、外資系企業に就職することで高収入を得ることが可能だ。そのために英語や日本語を学ぶ人が多い。インドにいったとき、アッパークラスと話す機会があり、英語で話すのだが、彼らが私の英語(スピーキング力)が大したことがないと思ったのか、「英語がちゃんと話せないとインドでは働けない」と言われたことがあった。

では、他の先進国ではどうだろう。まず、米国は英語が公用語であり、世界の共通語だと言われているアメリカ人は、モノリンガルとも言われている。たまたま友人に米国人がいたので、いろいろ話を聞いていると外国語を学ぶ人は少ないそうだ。そのためか、外国語の背景にある文化まで理解している人は少なかったように思える。

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国や自治体、会社都合で来ていた人は

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留学は決して学生だけでなく、国や自治体、会社都合で来ている社会人はどうであろう。公にはできないが、国も自治体も一年の語学留学(研修)で終えているところが多かった。自己都合でなく会社都合の人は、皆必死に学んでいた。ちゃんとレポートを提出させるところもあるようで、必死にならざるを得ない状況だったのかもしれない。ただし、一年だと自分の意思を伝えるレベルが大半であり、ディスカッションやプレゼンになるとかなり難しいだろう。相対的に留学生よりもモチベーションが高い分、日常会話を話せるようになる社会人留学生が多い。

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外語大学、もしくは外国語学部で専攻しているレベルは

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国内で一般的な外語大学、もしくは外国語学部で専攻している学生のレベルは、リーディングやライティングでは勝っているが、リスニング、スピーキングは留学2年目よりも劣っているような学生が多かった。ただし、国内トップクラスの学生だとリスニングとスピーキングも変わらなかった。素質や努力により多少異なるが、4大卒なのに留学1年目よりもできない人もいたし、専攻ではない人が1年でそれなりのレベルになる人もわずかではあるが目にしている。もったいなことだが多くの学生は交換留学できており、話すことができる前に半年や一年で帰国ししまう。

留学しなくても国内のプラクティスだけで話すことができる人もわずかにいる。留学という環境の中、国内よりも環境がそろっていて誰でも”話せる”と思っていたが、留学だけではない他の理由もありそうだ。

学生にしても、社会人にしても一年間の語学留学ではYES、NOや簡単な質問をしたり、答えたりする最低限の意思疎通ができるレベルに達することが可能。ただし、様々な原因により留学生同士など身内に限定される会話であることが多い。

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