【香港、「一国一制度」になるのか?問題となる《基本法23条》。国安法反対デモで180人以上拘束】

第13期全人代で22日、一国二制度(特別行政区)を適用している香港に対して、国家安全を維持する香港版国家安全法(以下「香港国安法」)が提案・審議されている。香港版国安法は「一国二制度」ではなく「一国一制度」に近い法案で、その内容は政権(中共党)転覆、国家分裂、外部勢力関与等が盛り込まれている。この法案が施行されると、これまで香港自身が自治権(「外交」「国防」除く)を有し、香港の権限にて香港地区内を統治されていたことが、中国大陸が香港を法的に支配(制御)できるようになり、中国大陸からの出先機関が香港市民を逮捕・拘束できることになる。これに対し24日香港の繁華街にて、反香港版国安法の初デモが行われ、香港警察に少なくとも180人が拘束されたと地元メディアは伝えている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です