【コカ・コーラの広告が見れない?「人種差別」と「表現・言論の自由」の狭間で広告自粛か】

「人種差別」と「表現・言論の自由」の対立が激化している。「米黒人男性暴行死事件」を皮切りに、米国国内で「人種差別」と「表現・言論の自由」の2極化が加速し激しくなっている中、SNS大手Facebook(以下、FB)の「表現・言論の自由」への批判が高まり、FBへの広告掲載をボイコットする企業(ノースフェイスやパタゴニア、ベン&ジェリーズ、エディバウアー、アイリーンフィッシャー、REI等)が声を挙げている。「人種差別」と「表現・言論の自由」の定義や判断基準が人種や個人により曖昧であり、切り分けが難しい中、「ことば狩り」へのエスカレートが懸念される。